満足度★★★★
九州戯曲賞四人の演技、照明音響のみで見事に「世界」が立ち上がる。50㎝ばかり上げ底の床がやや広めのリングに見える、だけが工夫と言えば工夫と言える素舞台で。何より脚本が力強い。種の欲求、美醜、欠片と全体‥といった壮大な思想から卑近な日常に潜む虚無感にも鋭く目を向けながら、多少無理のある女性4人のボクシンググループ(?)のコミカルで/テンポの良い/スポーティなお話は立派に大団円を迎えるのであった。
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2016/01/31 09:36
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