修行が足りない・・・私が。
企画自体はすんごく面白い!と思ったのです。岡山を代表するイケメン・・・もとい、演劇人二人が互いに脚本を交換して演出する・・・なんて!
だけど、観ていて閉口してしまったのです。
それは決して作品が面白くなかった訳じゃありません。ただ・・・「冷やし中華フラッドラブル」はタゴさんのそんなバナナのシチュエーションコメディで、「岡北第三シェルター」は意地の悪い癒し系不条理の風早ワールドに感じられるばかりで。
ここに至って初めて、役者を経験したことの無い私は、脚本の面白さばかり追っていて、「タゴ流演出」も「風早流演出」も、意識して味わっていなかったのだと思い知らされました。だから脚本と演出がチグハグな面白さを堪能できなかったのです。
もっともっと意識して舞台を観なくちゃ駄目ですネ。
でも、もし次があるとしたら、同じ原作を、御二方が別個に脚色・演出して舞台化する、なんていう解り易い企画がいいなぁ・・・駄目ですか?