満足度★★★★★
今回も素敵な演出で面白かったです
前回の「無名稿あまがさ」に続き2度目の観劇です。
場面の展開や心の動きがリズミカルな身体表現であらわされていて前回同様に素晴らしかったです。
登場人物の思い通りに行かない人生と魚の短い一生が重なって見えてきて、音も光もない海底を手探りで泳ぐ深海魚や、水槽の中をグルグル泳ぎ回る海を知らない近大マグロや、イクラの卵(一粒)のようにまだ魚にもなっていない小さな存在のまま終わってしまう一生など、人生の儚さや無常観が感じられ涙がこぼれました。
誰もが自分の思い描くビッグフット(理想の自分)になり得ないとしても、一度きりの人生なので夢を抱いて生きることの大切さを感じました。
2016/01/19 03:07
ひとつひとつ成長していきたいと思っております。
次回2月、6月は中條作品で公演を打ちます。
また全然違うテイストですので、是非お越しくださいましたら幸いに存じます!
島原