満足度★★★★
なべげんならでは発表のページにも書かれているように、グランプリ作品を決める審査の席で、なべげんに対し「劇作家・畑澤さんへの評価と劇団への評価のアンバランスさ」が話に出ていましたが、今作はその点を確かな足取りで乗り越えていった一本だったように感じました。重たいモチーフを取り上げながら自然と笑いが生まれたり、違和感が表に見えてしまいそうな強烈な設定を物語世界に落ち着かせてしまうのは、なべげんの役者一人一人が持っている力強いキャラクターによるものだと思います。なべげんだからこそ描ける作品だったのではないでしょうか。
ネタバレBOX
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2008/11/05 01:49
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