満足度★★★★
スポケーンの左手確かにコメディだけどテロの話だと思った。小さな命を奪うことと、奪われた人の人生が描かれ、悲しくて、やり切れなくて、いたたまれない。ささやかな希望も示して、マクドナー戯曲の真髄をしかと見せてくれた。豪華キャストでも「スター扱い」が全くない、さすがの小川絵梨子演出。美術(松岡泉)は具象と抽象の大胆なバランスが面白い。観客を驚かす手法は娯楽性が高く、かつ上品。
ネタバレBOX
0
2015/12/20 22:12
このページのQRコードです。
拡大