ヴァギナ・デンタータ 公演情報 芸術集団れんこんきすた「ヴァギナ・デンタータ」の観てきた!クチコミとコメント

  • 満足度★★★★

    このタイトルからは期待外れ
    ヴァギナ・デンタータという悍ましいほどのタイトルから劇場に期待して行くと、予想に反して、極まっとうな女性の心情を吐露した物語で、そういう意味では期待はずれ。ただ、物語の場の発想と不思議感、それにKate Bushの懐かしい挿入歌で楽しめる舞台だった。最後はちょっと予想外で、ああこれがこのタイトルか。と納得。ちょっと強引だが。

    ネタバレBOX

    先ずは入り口と出口のない部屋の設定。最初はどうも理解が出来ずに、悶々としていたけれど、深い悩みや傷をもつ彼女らのasylumであるという劇中の説明で納得。管理人たる男性の存在も理解できる。
    劇中、取り替えられる机上の花については、その意味が未だ理解できず。花の取り換えによってシチュエーションが変わるのかと考えながら見ていたが大きくは変わらず。敢えて言えば、女性たちの細かな心情の変化を表していたのか。ヴァギナ・デンタータを持つ女性が言っていたことだが、その夫々の悩み・傷は未婚の女性にありがちな心傷であり、その女性の気持ちの状態にはKateの初期の曲はマッチしていたと思う。

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    2015/12/06 00:56

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