満足度★★★★★
深く美しい時を超えて、なお鮮やかに伝わってくる宮沢賢治の世界観に、純粋に感動を覚えることができた。まだ自分の中にも汚れなき部分があるのかもしれないと思えるほど、全てが清廉な空気に包まれていた。少年から青年に向かう通過点の揺らぎと、貧しさや疎外感に立ち向かう戸惑いすら、貴く清らかで。美しいライトペインティングの波紋が、効果的にその心情を表わしていた。難しい題材を見事にまとめあげた演出◎
ネタバレBOX
0
2015/11/24 15:19
このページのQRコードです。
拡大