満足度★★★★
ノスタルジーに浸り……。ノスタルジックな内容と舞台装置に酔えました。戦争とサーカスという世界観が「今」は少し新鮮な感じでした。ゆやーんゆよーんの中原中也がアリスのドウドウ鳥になるとか、言葉遊びと文学臭が多分「らも世界」なのかな、と解釈しました。ベイビーさんは何だったのか。これは人によって見え方の違う「想像」の産物というか象徴というか、そういうものなのかな。だから軍人は「虎」に見えて、それを食べてしまえ、と。団長が鳥になっている、というのは手を失ったことの比喩かと思いました。色々掘り下げて考えることができる奥行のある作品でした。
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2015/11/16 18:56
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