無心 公演情報 劇団 東京フェスティバル「無心」の観てきた!クチコミとコメント

  • 満足度★★★★★

    シマンチュも表現してほしい
     果たしてどれほどのヤマトンチュが、地位協定の真の姿を知っているだろう? 

    ネタバレBOX

    未だ知らない人は、創元社から刊行されている戦後再発見双書の「日米地位協定入門」はお勧め。編著者は、前泊 博盛さんだ。日本がアメリカの植民地であるという実態がよく分かる。その植民地ヤマトに植民地化されているのが、沖縄である。今現在、翁長知事が辺野古問題で国と戦っている訳だが、知事の一貫してぶれない筋の通った論理に対して、政府のやり方の理不尽で筋の通らぬ、また姑息で民主主義の根本を無視した「対応」は、腐りきったその実態を図らずも暴き出している。無論、一応、国家の体裁はとっている訳だから立場上、それより弱い所に対しては基本的に何でもできる。力の論理にというより、殺しも含めて力に論理で対抗することは基本的に意味が無いからである。アルキメデスやソクラテスを例に挙げるまでもない。バカに論理は通用しないのが現実というものである。安倍、菅、石破、佐藤、中谷ら、糞野郎総てがバカではないか!! 無論、法制局の横畠も下司そのものの面をしている。以下毎日新聞の報道である。http://mainichi.jp/select/news/20150928k0000m010102000c.html
     因みにアメリカに逆らう可能性のある政治家としてその政治生命を大幅に減じられた、小沢議員に関しても、検察の嘘が騒がれた。詳しくは最近鹿砦社から出された志岐 武彦さんの著書「一市民が斬る」をお読み頂きたいが、検察や最高裁が如何にアメリカの支配下で機能しているかが、読者にもキチンと想像できる内容になっている。伊達判決をひっくり返した田中最高裁長官(当時)が、当時、アメリカの駐日大使であった、マッカーサーに裁判の経緯、展望などについて逐一報告していたことと、本質的に変わらない。言っておくが、今時、植民地を支配するのに、軍事力を前面に押し出すバカな宗主国はない。情報をコントロールできるように、時には暗殺も含めて飴も用意しつつ言うことをきかせるのだ。これは、常識ですらない。当たり前のことである。恐らくは、既に古くなった方法に過ぎない。
     そこで、安倍政権だが、このように理不尽で腐りきった政府でも、権力を笠に着ることだけは得意で、「国」策として、アメリカの意思を言われるがままに実行する。そのおぞましさの下、ウンナンチュは、アンヴィヴァレンツな状態を強いられ自らの心と体を裁断される。
     ここには、無論、分かり易いことしか描かれてはいない。然し、多くのヤマトンチュはこの程度のことすら知らなかったハズである。恥を知れ!

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    2015/10/27 03:15

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