満足度★★★★★
柔軟直球ストレートな問題提起と、それを他人事と思わせない設定がきたむらさんの真骨頂。矛盾との共存を余儀なくされている沖縄の実情がビシビシ伝わってくる。そこに暮らす人々の柔らかで、他を許し受け入れる精神が美しい。“暑苦しく愛すべき”登場人物が大変魅力的で、うまく行き過ぎなラストまで惹きつけられた。シリアスなテーマを扱いながら笑いのタイミングを決して外さないところも素晴らしい。当分沖縄弁のイントネーションが頭から離れないさあ。
ネタバレBOX
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2015/10/26 22:56
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