満足度★★★★
東憲司さんの演出に拍手ひまわりの花があふれた、昭和の香り漂う舞台で、物悲しくも一筋の希望が見える物語が進行する。劇団桟敷童子が炭鉱3部作と銘打った第一弾。どの俳優もイキイキして、テンポのいい舞台だ。客演の青年座、尾身美詞もさすがの貫録。各劇団から集まった女優だけのユニット・オンナナの舞台も見たが、ひときわ輝いていた。炭鉱町の記憶は遠くなりつつあるが、人間らしさで支えられていたのだ。ラストシーンであっと驚く展開をしてみせた、東憲司の演出も光った。11月から始まる2作目への期待も高まる。
ネタバレBOX
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2015/10/25 21:09
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