二本足のケモノたち 公演情報 Neo Mask「二本足のケモノたち」の観てきた!クチコミとコメント

  • 満足度★★★★

    エンタテインメント
    元は1つでありながら3つに分かれてしまった「国」を舞台にした架空の時代劇。
    主宰は当日パンフで「ありがちな芝居」と自称しており、確かに物語のベースはありがちながら、ユーモラスな前半と3つの勢力が共通の敵である「鬼」を倒すために結束するクライマックスという対比がいいし、「鬼」は本当はいないもので人の恨みや嫉妬がそれを作り出す、という理屈や「鬼斬りの刀」に関するレトリックは決して「ありがち」ではなく見事。
    また、拮抗している3つの勢力の状況と歴史を台詞だけでなく黒子のダンス(!)も交えて視覚的に説明するアイデアや斬られた首が落ちてすぐに戻るギミックなどもここならではだし、もちろん得意のアクションもアリでこれぞエンタテインメント、な感じ。

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    2008/10/24 13:56

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