期待度♪♪♪♪♪
竹
友人に都市部の農家の長男が居て、彼の持つ地所の一つに筍狩りに何度も連れて行ってもらった。蛇が出てきたり、つがいの雉が居たり、と信じられない情景が広がる中、堀りたての筍の刺身を食べながら、竹林をゆく風の音を聞いているのは、最上の時間の一つである。皆が集まるのはこのような自然の豊かさに心惹かれるからであろう。
因みにカーチス ル メイが1945年3月10日に東京下町に大空襲を掛けたとき、彼はこういって笑っていたそうだ。「日本の家は、竹と紙でできている。よく燃える」。そんな戦争犯罪人に勲一等をやるのが、自民党政権である。この空襲で本物の下町文化を担う人々の殆どがなくなった。