満足度★★★
二本立て
「聖! アラサー小学校」:片桐さんがやはり素晴らしいです。ありえない台詞もそのリズムですんなりとその通りだと納得してしまいます。
「蝉の泣き止む、その頃に」:不在の父親がお盆に帰ってくるという話で、台詞で親子だとは言っているのですが、私自身が聞こえてくる言葉を理解するよりも、目に見えるもので直感的に判断するタイプなので、その親子が夫婦または恋人同士に感じられ、そのように観ました。心理描写やト書きが台詞にのってくるのですが(ご本人は意図していないかもしれませんが)、、それは本人以外の第三者では察することはできても知ることはできない情報なので、破格の表現方法があったらいいなと思いました。遠藤さんの動きがすかっとしていて気持ちがよかったです。