満足度★★★★
戦後70年の総括のようでした。笑いどころも泣き所もよく考えられ、実際に私たち観客を感動させるいいお芝居だったと思います。白い布で覆われた骨箱が残像のように残るライティングが悲しい。このお芝居、様々なシーンでライティングの美しさをすごく感じた。また、風鈴の音や香水があの世とのチャンネルになっているのだろうか、こうしたディテールに妙に現実感があり、こんなことがあってもいいじゃないかと戦争で亡くなってしまった人々のことを思う。あと、原口がかつての戦友に会うことができないのは、この世の理のような気がする・・・・。
ネタバレBOX
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2015/09/21 22:03
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