満足度★★★
君が代にこめられた想い。
とても気迫のこもった舞台でした。
第二次世界大戦の敗戦を期に、長い間、愛国心に曖昧さを持つ時代が続いた気がします。私は愛国心というのは、日本という国に誇りを持ち、責任を持つことだと思っているのですが、今の政府が求める愛国心はちょっと違う気がしています。操られているようなクールジャパンにも疑問を抱いています。
きな臭いにおいの立ち込める時に、とてもタイムリーな舞台で、みんなで一生懸命考えて、それを表現する素晴らしいパワーがありました。
そして、人間関係の基本は親子関係にあると思っているで、主人公の青年と父との関係の描き方も、興味深かったです。