満足度★★★★
観ながらも、ふと父、母をおもふ。。
井上ひさしさんのお話が好きなのは、その時代の風だけじゃなく、そこに生きるひとを、実はどこにでもいるような感じでしっかりと描くからかなぁ‥とふと思ったり・・・。ロマンチックな台詞も時々聞かれるし。
目の前の舞台で暮らしてる親子(娘)を観ながらも、うちの父、母は同じ時代どのようにして生きていたのだろうかと、ふと思ったりも・・・。
泣くを通り越して、観ていて胸がすごく苦しくはなるけど、後味は良かったです。
初日と三日目の芝居は、当然ながら雰囲気も違ってて、お父さんがあまりガンガン出て来なかった初日の方が、結果的に娘を見守ってる思いを強く感じてしまったので、初日が意外に好き・・・ということになってしまいました(笑)
ラストの女性の表情がものすごく良かったです。