満足度★★★
ストーリーの強さ、キャスティングの難しさ
吉田監督の作品ということで興味があって観劇させてもらった。
実際にあった殺人事件をモチーフにし、かなり近い形で演じられていたと思う。
その内容が故にかなり重々しいものになっていたが、
ストーリー自体はとてもよくできていたと思う。さすがだな~。
キャストについては、4人全員がバランスよく…とはいかなかった。
他のテーブルが時間的に難しかったのでたまたまCを観たが、
メインである女優の2人のアンバランス差が気になった。
2人とも初めて見る女優さんだったが、
さつき役がすごい演技を見せてくれたが、朋代役が素人っぽい演技だったため、さつき役の演技にまったくついていけてない感じだった。
初日だったからそんもんなのかもしれないけど、
その点だけはストーリーの良さからして、残念だった。
役柄的にキャスト選びが難しかったのかもしれないけどね。
そういうこと含め、その他のチームの演技も観たかったな。
この舞台をぜひ映像化してほしいと思う。
舞台ではなく映像で魅せる「ひたちなかのラベンダー」。
これからの吉田監督に期待したい。