満足度★★★
肩の力を抜いて
演劇ではありません。
単純に”コント”と片づけるものでもありません。
強いて言えば、コメディでしょうか…。
ま、何はともあれ、演劇に対するというような力みを省いて、気楽に観流せば楽しいです。
4つのオムニバスをダンスを挟む形で進行しますが、この形式は懐かしいです。テレビ創世記のバラエティの形式です。
もっと黒味が無い方が良いのですけど。
辻本さんはこの機会でオファーが増えるのではないでしょうか?
作品を壊すことなく、深追いしない笑いを提供する個性は、とても好感が持てます。
Vol.2をやるなら、長編が観てみたいなと思います。
レイ・クーニーばりの作品を宅間さんに書いて欲しいですね。
会場は、座席の床傾斜がもっとあった方がいいですね。(建物は改造できませんが…)
全席の人が肘掛けに身体を預けてななめ観すると、視界がなくなります。
結構ストレスがたまる客席構造です。
お芝居物をやれる場所ではありませんね。
イベント・スペースです。