青色文庫 -其弐、文月の祈り- 公演情報 青☆組「青色文庫 -其弐、文月の祈り-」の観てきた!クチコミとコメント

  • 満足度★★★★

    無題1528(15-216)
    19:30の回(七夕の夜、小雨~曇)

    18:59受付、開場。庭を左にみた座席、座布団(大きめ)+椅子席。舞台には演者の椅子(6脚)その向こうにいくつもキャンドル(グラス)、客席誘導は和服姿の吉田さん自ら。座ると、ここの井戸の水を使った冷たいお茶。

    キャンドルの炎が揺れ、庭に面したガラス戸には室内の風景が映りこみ、
    ちょうど水をやっているのか、外にいる女性とひとつになっていました。

    19:28役者さん登場、19:29前説(吉田さん、2作で60分)、19:33開演~20:27終演。

    ここは2回目(かもめ 2011/6)、今泉さん復帰3作目。

    先日「かたりと」の「テルマエ太宰@殿上湯」で「瘤取り(お伽草子より)」「灯籠」を聴き、「太宰治の女たち」を読んでいるところで、本作「十二月八日」は偶然とはいえなんともよいつながりとなりました。

    女優さんの中で今泉さんだけが「洋服」、なぜだろうと考え、これは戦争の悲劇を体験しつつ、これからの日本を築く新しい世代なのだろう、と勝手に納得させるのでした。

    女性のひとり語りを6人で。

    個人的に...ですが、揺らがない明りをもう少し落とし、キャンドルに揺らぎを演出させ、戦争が始まったという雰囲気が醸し出せたのではないかなー、もっと足元まで来ている闇があればなーと思いました。でも、もしかしてそれはこの作品には相応しくないのか...。

    観た作品:大西さん「線のほとりに舞う花を(2011/4@王子)」。土屋さん「へんしん(仮)@2015/2@風姿花伝」。

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    2015/07/08 00:04

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