ラフカット2015 公演情報 プラチナ・ペーパーズ「ラフカット2015」の観てきた!クチコミとコメント

  • 満足度★★★★★

    面白かった
    4本の舞台が1回の公演で上演されました。

    ショートストーリーの集合体の舞台は、あまり期待できない事が多いと感じて居ますが、この4本は非常に面白かったです。

    印象的だったのは、

    「終電座」  (原案:谷山浩子  脚本・演出:工藤千夏)

    でした。

    以下、ネタバレにて・・・。

    ネタバレBOX

    「終電座」  (原案:谷山浩子  脚本・演出:工藤千夏)

    終電を待つ、駅のホームが前半の舞台でした。

    終電なので、多くの人達が駅のホームでそれぞれ様々な事情を抱えながら電車を待たれて居て、そこに最終電車がホームに入って来るまでのちょっとの時間を繰り返し繰り返し、同じシーンを見せてくれました。

    その度ごとに、焦点を誰か別の人に当てるので、大勢の最終電車を待つ人たちのそれぞれの事情が見えてくるのが、非常に面白かったです。

    後半は、最終電車での車内が舞台でした。

    前半同様に、同じ事が繰り返されるのか?!?!と思って見て居ましたがそれは、安易な考えでした。

    最終電車の車内は、それぞれが見ず知らずの人達だったけれど、段々と会話が出て来て、歌を歌い始めて、ミュージカルの様な雰囲気になって来ました。

    こんな作りの舞台は、非常に珍しく感じて新鮮でした。

    0

    2015/06/19 23:45

    0

    0

このページのQRコードです。

拡大