満足度★★★★★
日本登山黎明期の国宝的山の猛者、槍で…
街編を観劇しました!
大正から昭和の日本登山の黎明期、国宝的な山の猛者と賞され、日本登山史に燦然と名を残した加藤文太郎(三菱重工に中卒入社し技師にまで昇進。登山も元々素人で、お金も無かったため、我流独学で単独行にて登山)。
その加藤さんが藤木さんとともに槍ヶ岳に厳冬アタックした際の実話に基づくお話だったんですね。
(過日、私が六甲山半縦走した時に)加藤文太郎さんの事を知り、本公演、とっても興味深く拝見できました。
加藤さんがこれまで挑んだ登頂単独行、六甲全山縦走1日往復(塩屋⇔宝塚)、東大パーティとの話、どれも実話に基づいており、説得力のある舞台で、本当に山の上にいるようでした。
内容の濃い濃密な二人芝居。
とっても良かったです。