満足度★★★★
観客は殆ど高齢者さんメインでしたね
「おたふく物語」は、知る人ぞ知る、名も無き庶民を生き生きと描く山本周五郎原作を親しみ易く綿密に構成した平岩弓枝脚本の人間賛歌。心の扉を優しく叩き、しっとりとした情感溢れる感動の名場面の数々が舞台上、二幕三場で繰り広げられ。後半一幕では音楽・舞踊・殺陣のコラボレーションによる戦後70年への祈り、レクイエム「雪月花」が創作初演表現されてました。
時代劇好きには、たまらない臨場感=3Dってやつですね(^^)にて繰り広げられる芝居は楽しめたが。惚れた晴れたと人間は100年経っても変わらんなぁ・・とかも思えたデスね。
舞台下手の客席扉も出入りに使用されて、すぐ近く=目の前で通過する役者さんに感動できたのだが。扉の向こうから時々ボソボソと(明瞭ではない)話し声が聞こえてくるのはよくないなぁと思えた2時間半(15分休憩挟む)でした。