満足度★★★
なるほど、初観劇。
土曜の夜の回を観劇。
CM大会で見せたときのようなダンスを、巧みに劇世界に持ち込んでいました。
少し硬いセリフで紡ぐ世界の中に、体をはった激しい動きを入れることによってエンターテイメント性も忘れてない感じが個人的に好きでした。
役者は激しく動きながらなので、セリフ大変そうだなと少し心配してしまうこともありました。劇団夢の遊眠社みたいな感じなのかなぁ。言葉遊びもたくさんあったな。
ガリレオや、彼に関係する実在の人物に新たな役割を与え、歴史劇ではなく、ガリレオ物語を作ったなと脚本はなかなかの出来栄え。
セリフは現在のしゃべり言葉ではなく、翻訳のような少し硬いセリフなので、役者が会話しにくそうだし、実際ミスも見られた。
しかし実際にクライマックスになるにつれ、なんかわからんパワー押し寄せてくる芝居であった。
現在のリアル?寄りの小劇場とはちょっと違う形として見ればなかなか面白い団体。