満足度★★★★★
無題1481(15-169)
とりいそぎのメモ
19:00の回(曇)。18:00受付、18:30開場。
前半が「双身機関」で、後半20:16~21:15「獣の仕業」、2団体のトーク21:16~21:53。
「せかいでいちばんきれいなものに(2012/3@ディ・ブラッツ)」からで(たぶん)7作目、翌日(5/11)も観ています。
・ひとりひとりの声がまるで歌うように聴こえるセリフのハーモニー
・会場の大きさがあっているのか適度な響き
・暗めの照明が、白/黒の衣裳を取り囲むように感じる
今までと違うと感じるものの、何がどのようにとは言い表しにくい。太い骨格と
鍛えぬいた筋肉とが限界までその力を振り絞っているように感じる。
2015/06/25 16:33
いつもありがとうございます。立夏です。
遅ればせながらご来場とコメント頂きました御礼を申し上げます。
miss_you様が初日の、開場して間もなくにお越し下さってロビーにいた私は随分と勇気づけられたものです。
今回の作品ですが、言ってしまえば「一幕物会話劇」であり普段の獣の作風とは相反する戯曲でした。その中でいかにこの作品を「獣の仕業の一つの作品として」成立させるか…というところには重点を置いていたように思います。たとえば、これが仮にフェスでなく本公演であっても満足の行くものであること、獣ならではのものであること、それが恐らく10団体揃うショーケース公演の中での創作に敵うものとして一番近道ではないかと…そんなふうに考えていました。
音楽としての要素が強いと毎公演評価されます。
これは私が過去合唱と吹奏楽とあとマーチングですね、諸々音楽系のものに学生時代に触れていたからだろうと思います。
「すべての芸術は音楽の状態に憧れる」と言う格言?がありますが、私達もまた舞台の上で音楽に憧れ、テキストを踏まえた上で、更にそのテキストの意味を越境してみたいという望みが有ります。
d-倉庫は学生時代から憧れのひとつとしていた劇場でした。
それを叶えることができ、また昔から見てくださっているmiss_you様にそれを見届けて頂けたことは一同大変喜びの大きなことでした。
至らない点、未熟な点が多くありましたが、今後も弛まず精進致しますので、今後共よろしくお願いいたします。
立夏