満足度★★★
【倦怠期】愛しかない。作・演出の意向により、何も書けない。それに、意地悪でも何でもなく、書かないことが愛だと思うから。としてしまうのはつまらないので、抽象的な話でも。これほど舞台への愛を感じる作品もない。愛という言葉は、執着という言葉に置き換えられる。それは、自分が客席に在ることへの執着だ。そんな踏み絵があの場にはあったのではないだろうか。演劇を体験することに関して、深い井戸に潜って考えさせられた。非常に静謐な50分だったと言えよう。
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2008/09/23 00:59
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