満足度★★★
娼婦と聖女は紙一重
60's有名ブラジル戯曲らしい、南米の乾いた空気感は日本の多湿で大きい劇場空間には不釣合な気も。宗教観がちと薄い気もするし娼婦の割にどこかしら(演じる女優さんの)品の良さも感じたり。裸体頻度高いけど、昨今の風紀事情を鑑みて裸になるけど乳首露出は控えめ演出?
3人の叔母の性格バランスの良さと休憩前の木野さんの絶叫が劇的過ぎて面白かった。親子の間を繋げていたものが欠けてからのバランス崩壊と愛憎まで凝縮した舞台だったけど、まーなんつーか、南米!って感じ。tptが健在だった頃に見たかったな。
フライヤー写真から想像できるように、肌露出多め、また性描写に抵抗ある人にはオススメ出来ない舞台です。