禁断の裸体 -Toda Nudez Será Castigada- 公演情報 Bunkamura「禁断の裸体 -Toda Nudez Será Castigada-」の観てきた!クチコミとコメント

  • 満足度★★★★★

    「裸の効果と意味」を考える。
    愛、性、禁欲、血縁、葛藤の物語。
    ブラジルの作品だというが、そのイメージである「情熱的」と言うよりも
    何か「癒されない渇き」に満ちているよう。
    タイトル通り、メインキャストが体当たりで、裸を見せるシーンが多く、
    その場面になった時の緊張感、一瞬にして客席の空気が変わって、
    張り詰めたようになるのがわかって面白い。
    テーマや表現が「小劇場」のような過激さを、コクーンの大舞台に
    ぶつける挑戦的な企画、演出が素晴らしいと思う。
    三浦作品では、PARCOの「裏切りの街」に感動した者ですが、
    自作でない翻訳ものが(もとから近いこともあり)見事に、
    いかにも三浦氏が描きそうな作品になっているのも面白い。

    ネタバレBOX

    ラストシーンが、突然メチャクチャカッコよくなるのも、私個人的には大好きです!

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    2015/04/12 19:57

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