満足度★★★★
無題1440(15-088)
19:00の回(晴)。
18:39会場着、受付。客席は、ミニ椅子+椅子、盛況で最前列に追加の桟敷席、かなり入っていて多くは学校関係の方のようでした。
「説明」をよく読まなかったのですが、「桐朋(桐朋女子高校演劇部の卒業生)」という文字にひかれて観に来ました。
「桐朋学園芸術短期大学」のほうですと、ちょうど先日観た「オレの劇団」のみなさんの母校。
メインが高校生役だったのでホントの高校生も、と訊いてみたらやはり卒業生とのこと。
出演のみなさん、初めて(だと思います)。
当パンの内側にメッセージが貼り付けてありますが、いろいろなシールを使っているようでした。
お話(脚本)は少~しわかりにくく、舞台上に「地面」を再現しつつ、必ずしもそうは思わせない演出や母娘の関係、友人との再会、修学旅行、白い右腕...などがどのようにつながっているのかが掴めませんでした。
この会場には2つ「穴」があるので特に驚きはしませんでしたがなんとなく「キャリー」を思い出してしまうのでした。
もしかすると、視覚的な部分や意味とは少し離れた表現をしようとしたのでしょうか。
結局、意味を持たそうとして、それが果たせなかった感が残ってしまいました。
世代の違いなのか、続編であったためか、最後にすっと終わりを迎えるのとは違い、疑問点が残りました。
もしかして「歩行船(別名・カチブネ)」になにか含みがあったのか...
とはいえ、役者さんも全体の雰囲気も(個人的には)よかったと思います。