満足度★★★★★
あまりの「美しさ」にノックアウト
フリーパス購入で、初日・25日と観劇。
最初に観たときはいろいろと飲みこめず、二回目の観劇でノックアウト。
「(たとえばBJCが「悪い心を持ってる数少ない動物」と歌ったような)人間」でいることについて、頭のシーンからグサグサと刺さってなんともヒリヒリ。
特に終盤の「女が川に向かう」シーンの残酷なまでの美しさ、ここ最近の観劇の中でもトップクラスに打ちのめされ。
(ただ中盤の「実験」のシーンは、元ネタをなぞっているようにしか感じられず割とけっこう退屈だったかも・・・^^;)
小角さん筆頭に劇団員の「セリフ芸」の巧みさもさることながら、そのセリフ芸の豊かな音楽性と一体となってそこに存在する台北からのゲスト・Panay Pan Jing-yaさんの肉体の説得力が印象的。
回を重ねてくごとに変わってく芝居、千秋楽近くでもう一度観に行けたら、と。