満足度★★★★★
恒例の開演前パフォーマンスも力作!/約110分
胸にズシンとくる重厚なストーリーを迫力のアクションシーンと無数のギャグで彩った、見応え十二分な一作。
ドラマを引っ張るのが渡辺徹なら、笑いはCR岡本物語がリード。
コメディアンとしての破壊力は作を追うごとに増していて、フルスロットルの体当たり演技で会場を沸かせる独壇場的シーンでは、徹さん目当ての一見客とおぼしき年輩の女性がたも思わず吹いておられました。
口ほどにもないヘナチョコ男を演じさせたら、岡本さんの右に出る者はいませんな(笑)。
もちろん、この劇団の慣例(?)に従い、今作でも無生物キャラが大活躍。
今作登場の「アレ」は、これまでにフッキーが生み出した無生物キャラの中でも屈指の好キャラと言ってよく、その物の用途に絡めた「巧い」ジョークの数々と無生物らしからぬふてぶてしいキャラクターには大いに笑わせていただきました。
満足!!