必要とされている、と思う病気 公演情報 箱庭円舞曲「必要とされている、と思う病気」の観てきた!クチコミとコメント

  • 満足度★★★

    隔離病棟の日常
    隔離病棟の日常、悲喜こもごもがリアルに描かれていました。

    まず、劇場に入った瞬間、セットの作り込みに驚く。
    そんなセットの中で患者、医師、看護師、見舞客たちが織りなす日常が同時進行的に演じられていて、
    物語が立体的に感じられました。

    登場人物たちは皆、個性的ではあるものの、
    「いるいる」「あるある」な言動が多くてとても身近に感じられます。
    特に看護師たちの患者に対する接し方、言い回しがツボにはまりました。

    日常生活を見る分には大変面白かったのですが、
    パンフにも書いてあった「必要とされているか」「承認欲求」というテーマについては
    ちょっと弱かったかなと思います。
    (ファンの女性の最後の一言は痛烈でかなり効きましたが)

    あと、物語とは関係無いのですが・・・
    私は痰とかそういうのが苦手なんです。。。
    リアリティを求めるためだとは思うのですが、どうしても不快な気分になってしまいました(超個人的です。ごめんなさい)

    ネタバレBOX






    [memo]
    お笑いトリオの一人、更科は結核の疑いがあるので隔離病棟に入院。
    彼女と思われた女性は唯一のファン。
    そろそろ退院という頃になって、残り2人がコンビとしてやっていくことになったとの連絡が来る。
    ファンの女性に「あなたを必要としているのは私だけだ」と詰め寄られる。

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    2015/02/23 00:33

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