満足度★★★
「祝」から。
劇団初見。
もう本当にイギリス風のウエルメイドなドタバタコメディー。
マイケルフレインの「NOISES OFF」や
三谷幸喜の「Show must go on」なんかに通じる感じ。
もしくは中期のチャップリンの映画とか。
しかし良くも悪くもこちらだけ観ただけではすっきり家に帰れない感じ。
「弔」の方のメインキャストなんだろうけど
前半にちょいちょい出てくる人々が多すぎて、
しかもその後物語に絡まないから
序盤で人間関係を見失う。
これだけの作品を書ける作家さんなのだから
よほどクレバーな方だろうし、
今回のような仕掛け(2館同時公演)が無ければ
すっきり腑に落ちる良い作品を作ってることに違いない。
だとしたら観ているこちら側が
いかにおおらかにこの仕掛けと企画を楽しめるかな気がする。
「弔」も何とかして観たい。