期待度♪♪♪♪
レイモン・クノー
の作品に「イカロスの飛行」という作品があるが、これは作中人物であるイカロスが作品から飛び出してしまうという作品であった。クノーは無論、多才な詩人・作家であるが、実に面白い作品を書くので好きな作家でもある。「地下鉄のザジ」もぶっ飛んでるし。飛び出す脚本の「中の人」というのが、どんな代物か。確かめにゆきたい。小屋は、そのまま不思議に通じる“ちっちゃなアリス”。ドッジソンは、数論でも面白い仕事をしているようだが、現実世界では、そんなに遣り手という訳でもなかっただろう。