満足度★★★★
体力の続く限りがんばって女優・安城久美子生誕50周年記念という副題が付いている。もっとも芝居の中では引退公演という台詞が何回も出ており、その都度本人は訂正するようなコメディ場面もある。その生き方が、といっても波瀾万丈ということでもなく、至って平凡であるが故に感じる”私の半生”はという件は共感できる。今の時代、劇的な生き方をしている人は何人いるだろうか(本人の受け止め方の差異はある)。それでも生きる、ゾンビのように復活する、そんなバイタリティー溢れる公演であった。
ネタバレBOX
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2015/02/13 14:18
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