満足度★★★★
シンクロ少女としては異色?
シンクロ少女としては異色のポンコツ三兄弟のロードムービー的コメディ。
兄弟を持たない身ではあるが、もしもいたらあんな会話になるんじゃないかな?と時にニヤニヤ、時にワッハッハ。
である一方、兄弟愛というか兄弟の絆的なものがしっかり根底に流れていて、ちょっとホロリとしたりも。
また、挿入される時制の異なる場面が観ているうちにいつのことかとかすんなりワカるのも巧み。
さらに、プロローグで語られることが本編の展開を暗示していたり、三兄弟の個性を「ある場面」の選曲で示したりするのも上手いし、ご多分に漏れず末っ子(中田麦平、イメージチェンジ!)がしっかりしていて「そうだよねぇ…」みたいな(笑)。