無題1363(15-011)
19:00の回(晴)。18:31受付(定刻開始の告知)、開場。
入り口から見てちょうど「コ」の字、手前の椅子席に座ります。ここからですと「正面」は左、正面席は桟敷(1)+パイプ椅子(2)、正方形の台の上に正方形の(掘り炬燵風)テーブル、中に照明。「正面」奥に段違い(手前が高い)の足場。妖しい雰囲気の方が場内誘導。
18:56前説、18:59杖をついた女性が登場、舞台を横切り客席後方のやや高めの位置へ。但し、ここですと私の座席からはよく見えるものの、残りの2面のお客さんからはみえない〜20:43終演。
神話(洋の東西を問わず)とは縁遠いので、登場人物の相関関係がすぐにはわからず、日常的に殺しあう...ものなのか...ということはなんとなく。
昨年、@サブテレニアンで「縛られたプロメテウス」を観ました。セリフが聞き取りにくかったこともあり、全然わからず、岩波文庫を借りるも面白くなく。と、相性はよくないのでした。
「配役」もなかなか覚えられなさそうで、唯一「DIO」のみアルファベット表記(R.J.DIOじゃないと思うけど)。
独特の視点から芝居を創り上げている作品は、物語の内容がわかる/わからないとは別に「刺激」を受けます。ただ、いろいろ「?」な部分が残ることが多く、後を引きずるもやもや感が厄介。
藍沢さんは(そうおっしゃてはいませんでしたが、その半球に闇を抱えた)「月」ということだそうで、舞台(の世界)で起こっているさまざまなことを映し返しているのだろうか、と思って観ていました。月の満ち欠け、潮の満ち引き、日蝕...赤い月、蒼い月、それは狂気の世界、青い星はいつまでもただ操られるだけの世界、なぜなら、月は無慈悲な夜の女王なのだから。