満足度★★★★★
没入
いい芝居を観ると、自分は没入してしまうので、観劇後暫くはぼや~~~~んである。今日の「花と魚」もそうであった。観劇後、大好きな銭湯、小杉湯に入りに行ったのだが、下駄箱の札をロッカーに入れたつもりが入っておらず、探し回って大騒ぎ。貧乏人の自分は、一瞬、ヒヤリであった。それだけ、観劇後も茫然自失だったということだ。没入してしまうと暫く戻れない。それは、一所懸命に、作品と格闘しているからである。深い作品ほど、この度合いが強い。再演を1度拝見しているので、2度目なのだが、1度目より、深い所で今作を拝見できたと思う。そうやってみる度に新しい発見のある傑作ということだろう。(追記後送)