『海の夫人』/『水』 公演情報 アマヤドリ「『海の夫人』/『水』」の観てきた!クチコミとコメント

  • 満足度★★★★


    アマヤドリならではの世界観を構築。流石の再再演。役者の動き、ライティング、詩的な台詞回しで構成される美しい世界。近未来の少しだけズレた社会を描く「らしさ」満載の作品。アマヤドリに対する好き嫌いがハッキリと出やすい作品の印象。もう少し短いとより好みに近い。

    ネタバレBOX

    ラストの展開については、理解しようとすることを捨てるのが正解ではないか、というのが今のところの結論。不思議なままで、理解不能なままでいいはず。そこまでに至るストーリそのものが不安定なのだから、無理に自分を納得させても意味がない。

    演者では、秋本雄基と中野智恵梨のやり取りが印象に残っている。比較すると理解しやすいという部分と、あの不思議な世界の中では逆に浮いてしまうところを上手く捌いて、 物語の序盤に観客を世界の中に引き込んでいく役割を充分に果たしていた。

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    2014/12/09 01:28

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