夜よ、水際に揺らぐノートルダムの夜よ 公演情報 天幕旅団「夜よ、水際に揺らぐノートルダムの夜よ」の観てきた!クチコミとコメント

  • 満足度★★★★★

    鐘つき
    チケットプレゼントにて鑑賞。面白い。80分。

    ネタバレBOX

    カジモド(佐々木豊)…フロローに拾われた孤児で障害者。大聖堂内で、ずっと鐘を鳴らして石像と「お話」して生きてた。
    ヒューゴ(加藤晃子)…大聖堂内の石像。いかつい顔をしてる。
    エスメラルダ(渡辺実希)…ジプシーの踊り子。カジモドとともにパリを去ろうとするが、フロローに殺される。
    ジャリ(小田本亜莉紗)…エスメラルダの妹?。フィーバスに唆される。
    フィーバス(渡辺望)…兵士。エスメラルダらをハメる。
    フロロー(牧野ななわり)…大聖堂の副司教?。カジモドを哀れみ保護するため、街へ出さなかった。カジモドに突き落とされ死亡。

    ユーゴー作は知らない。
    6人芝居のバランス感覚がいい。短い時間で上手く光を当ててた。

    虐げられる者同士のカジモドとエスメラルダを鐘が結んだ矢先、カジモドを想うフロローにより二人は永遠に別れることとなる。時間にすれば数時間くらいしか触れ合っていないだろう二人の沈痛な心が伝わってくるような感覚になる終盤のシーンはグッときた。エスメラルダの叫びもいい響きだった。
    死んだエスメラルダと「父」であるフロローを前にして、言葉も碌に話せないカジモドが父を殺し、独り絶望に暮れるカジモドと記念碑的な夜だったとモノローグを語るヒューゴという流れが上手い。

    石像っていうあんま動かない役を演じた加藤は一番大変なのかなと。父を殺した後のカジモドの語りは短めがいいなと。サイド?からの照明はやや眩しかったなと(角度的に美しくもなるけど)。

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    2014/12/01 22:25

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