満足度★★★★
めだか歯車のようにガタガタと、気が付いたら自身でも止めることのできない早さで回転しており、かといって、逆回転もできず、唖然と、茫然と、焦り、もがく、日常。登場人物5人の人生感や生き様、各人が抱える暗い闇の部分などが謙虚にクローズアップされるにつれ、観劇者がそれぞれの立場になって俯瞰できる、不思議な体験だった。小学校の飼育委員でのめだかの観察、さらには、中学の天文倶楽部でみたハレー彗星を思い出し、懐かしくなった。記憶は薄れていっても、思い出はどこかで・・・きっと。
ネタバレBOX
1
2014/11/30 07:49
0
2014/12/01 10:37
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