ミラージュ・イン・スチームパンク 公演情報 X-QUEST「ミラージュ・イン・スチームパンク」の観てきた!クチコミとコメント

  • もう歳だという三十代は必見である
    カフェ公演が人気の昨今
    理由は役者の熱量が近くで体験できるから

    X-QUESTリング舞台はある意味花屋敷のジェットコースター
    リングサイドはプロレスで言えば特等席
    熱量でこの寒いのに暖房はいらない冷房を入れてください
    そんな芝居が行われている

    ストーリーは起承転結ではないが
    心象イメージでどこかにひっかかったりする
    トクナガワールドはいい意味で厨二病(中二病http://ja.wikipedia.org/wiki/%E4%B8%AD%E4%BA%8C%E7%97%85)である

    世の中と光とブラックホールが混在した世界を体感することをすすめる
    X-QUESTの芝居がわからないという人は「オトナ」なんだとおもう

    ネタバレBOX

    塩崎こうせいの塩崎たるものを見るのは
    X-QUESTであると思う。
    今回は若干地味に感じたのはブラック西遊記の印象とインパクトがはまり役だったからかもしれない

    スタッフワーク側から見て
    こんなにスタッフと観客に愛されているのはとても面白い団体だ
    衣装であれだけ動けるカッティングで服を仕上げる若原公房にはいつも脱帽です

    清水宗史はいつも何か背負ってしまう役であるのだが、ひとなつっこい笑い顔で救われる、

    大野清志の美貌(男なのに美貌が似合う)は下品が下品にならないので生きたファブリーズ王子、

    高田淳の知的な動きは安心できるし長身から繰り出す殺陣と身のこなしはぜひいろんな角度からみたい、

    トクナガヒデカツのキャラは愛らしくこのファンタジーのマザーコンピューターである、

    市川雅之の滑稽な前半あっての後半の悲しみ。リピートする人は網の中の銀色の息子を確認してみてほしい、

    佐藤仁美の演技力と存在感は大好きなのでできたらもっと見たい。

    荻窪えきの全くエロくならない演技は女として本当に不思議である。

    小玉久仁子(ホチキス)の初の客演はストレート芝居などで拝見しているのでブロンズ聖闘士からサジタリアスのゴールドクロスをまとった車田漫画から抜け出てきたような美貌で新しかった。

    野中美智子(アッシュプロダクション)の愛らしさはとても健康的で「ゴング?」のシンデレラはとても愛らしいシーンだった。

    橋本亜紀のダイアモンドバストはいつもすごいのだが今回新緑に阻まれてあまり資格確認が困難である(笑)、

    藤堂瞬(劇団6番シード)こんなイケメンでこんな面白くてかわいいので第一王子~第六王子の肖像画を飾りたくなるものだ、

    鷲尾直人(7millions-ナナミリオンズ-)キャラが濃すぎる中でキャラの割に清涼剤である。できたら対のSUMIO氏ともっと絡みが見たかった。

    SUMIO(Re:Play)機械仕掛けより機械らしいからくり感半端ないピノキオの周りで鷲尾直人と時計のダンスなどをしてもらいたい。、

    野地春秋は役者たちにとても愛されている存在で、とても真摯な気質が根底にあるので佐藤仁美との対局の赤コーナー青コーナーのリングサイドの守り神に見える

    12/8までの公演期間なので進化が楽しみである。

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    2014/11/28 12:40

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