満足度★★★★★
10円玉で掛ける公衆電話はいいです
競泳水着さんの『別れても好きな人2014』(休憩なしの120分)を11/7のソワレで観劇。今年は不思議に競泳水着さんを観る機会があり、2月の『許してほしいの』、9月『弄ばれて』に引き続いて、晩秋のこまばアゴラ劇場を訪れました。アゴラに行くのは、1月の青組さんの『人魚の夜』以来です。内容は、一組の夫婦とその関係者(主人公の妹とその婚約者、二人の恩師、妹の友人、主人公の教え子)の相当に壊れた恋愛模様を過去、現在、未来が相互に入れ替わりながら進む群像劇。本編では、男性は総じてロマンチックに描かれており、少々押しが弱い草食系男子揃いで、女性の心を射止められない。一方、女性(女優陣はおキレイな方揃いです)は結構肉食系女子で、別れても好きない人を追いかけ、また非ぬ方向へ走っていきます。その男女のすれ違いとギャップがとても楽しい舞台でした。古いですが、ラストの公衆電話からの告白はとても良かったです。