満足度★★★★★
熱血教師が島流しに
田仲という教師が、生徒がたった四人しかいない小さな島の学校へ左遷され、そこで起こるいろんな出来事のお話。
いきなり赴任してきた教師は、島で見つけた捨て犬のタロを相棒にして、島の学校でも熱血教師として、生徒たちに愛情を注ぎます。
でも、その島ではある不穏な出来事が水面下で着々と進行していました。
島と島民の未来は?熱血教師は生徒たちに何を伝えるのか?
捨て犬のタロと心を通わせることができるのか?
冒頭シーンが結末という構成ですが、その意味は最後まで観るとわかります。(一部謎が残りますが、それはもう片方の『泣いた雫を活かせ』を観てわかるようになっているという仕掛け)
観終ってみると、個性的な役者さんたちが演じる役が、どれもとても愛おしくなります。
通算10回目の記念公演とあって、今までの公演の思い出のシーンがあちこちに織り込まれていて、それを見つけるのもファンにはうれしいサービスで、記念公演を存分に満喫しました。