満足度★★★★★
アメリカンコミックシアター アライブ編
ヒーローショーに悪役として出演している父親。
かつてはヒーロー役だったが、今はそのヒーローショーの仕事もミスが続き、上手くいかない。
そんなダメな父親ながら、その父親を信じる息子。
アルバイト先の運送会社で源さんの運転するトラック雷神丸に乗っていた父親は交通事故に合い、来栖博士の手術により瀕死の重症から生還する。
彼を救ったのはある秘密組織の作った装置なのだった…。
いかにもSFもの、ヒーローものっぽい設定なこの作品。
怪しいドクターやら、スパイやら盛りだくさん。
でも、離婚を迫られ、仕事も上手くいかない父親と息子のふれあいや、不良だけど意外と良いやつな源さんの息子とのやりとり、親子の愛情物語でもあるのがなかなか良いです。
またスケ番役の高岡純さんの変化っぷりが好いです。
桜田門とガチ野も再度登場するのですが、瀕死のガチ野(瀬尾卓也さん)のセリフが何ともいやらしいのがたまりません。
ダサダサのヒーローのバトルがなんともチープなのですが、それも含めて楽しめました。