満足度★★★★★
アメリカンコミックシアター デッド編
とにかくキャラクターが魅力的。
有名ファーストフード店のキャラクターをパロディってて楽しめます。
上原拓馬さんの狂気に満ちた流し目とニヒルな笑い。
菅原夕さんの妖しい動きと、顔に似合わず意外と残忍な性格が絶妙。
また3作全てに登場するコンビが登場しますが、片や漢気あふれる硬派のデカ長と、オカマキャラな部下。
美しすぎる○○と共に、まるで『宇宙犬作戦』を髣髴させるキャラクターたちがストーリーを盛り上げています。
そういえば『宇宙犬作戦』は、脚本のますもとたくやさんメインライターでした。
谷戸亮太さんの進化ぶりとその進化ゆえの苦悩が妙に面白く、またその部下高岡純さん演じる久野市しのぶのカッコよさも最高でした。
ジャンクフードライフに鋭いメスを入れたなかなかの問題作?
ドタバタ的だけどエンターテイメントとして楽しみながら、ちょっと考えさせられる作品でした。