出会わなければよかったふたり 公演情報 Aga-risk Entertainment「出会わなければよかったふたり」の観てきた!クチコミとコメント

  • 満足度★★★★

    笑いの質自体が好み
    笑った。設定が絶妙でそこから笑いを引き出す手法が上手い。45分にギッチリ詰め込んだ感は否めないが、逆にずっと笑い続けられる充実した内容になっている。笑いの質自体が好み。

    ネタバレBOX

    出だし設定を浸透させるのにいつもの手際の良さを感じなかった。斉藤コータと矢吹ジャンプの説明的なやり取りが終わるまでのテンポが…レースを意識して丁寧にしたのか、いいアイデアが出なかったのか…

    終盤の展開は前作でも観せた冨坂友流のハートフルな展開が素晴らしかった。王道の設定で泣かせるのではなく、流れの中で心が暖まって軽くなる仕掛けが抜群の納得感を生み出す。僕はあのラストの展開を支持。

    今作は鹿島ゆきこがとても良かった。何度も同じ演技を繰り返す脚本であるにもかかわらずとてもナチュラルに観えたし、甘い感じも過度になり過ぎずバランスが良かった。終盤の展開にハマってた。

    沈ゆうこの「死ねよ」は最早定番で笑う。敢えて必要以上に鋭くドギツイのが良い。躊躇なくケーキ叩きつけるのもバッチリ決まってた。可愛い感じの雰囲気でのあのツッコミが効いていた。

    津和野諒は、今作も破壊力抜群。緩めなのに的確なツッコミは、笑えるし、作品を確りとリズムに乗せる効果があった。細かいボケも印象的。俳優賞には彼の名前を書いたほど。

    斉藤コータが、主演としてバランサーとして出突っ張りで作品の流れ全体をまとめていたのも印象的。あと、矢吹ジャンプが塩原俊之にボコられる絡みは、設定の伏線が効いた笑いで好きだった。

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    2014/10/13 14:56

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