ジュリアス・シーザー 公演情報 彩の国さいたま芸術劇場「ジュリアス・シーザー」の観てきた!クチコミとコメント

  • 満足度★★★

    ネタばれ
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    ネタバレBOX

    蜷川幸雄の【ジュリアスシーザー】を観劇。

    阿部寛がブルータス、吉田鋼太郎がキャシアス、藤原竜也がアントニーを演じている。

    3人とも舞台慣れしているので、上手すぎて何も文句のつけようもないのだが、やっぱりシェイクスピアが書いた戯曲はどうにもこうにも面白くないというのが、観れば観るほど分かっていくようだ。
    蜷川幸雄のダイナミズムな演出は迫力満点だし、今作で描こうとしている焦点も明確なのだが、やはり話しそのものに納得いかない箇所が結構ある。決して演出の問題ではないような気がする。
    蜷川幸雄が同じような演出方法で作る清水邦夫の戯曲の場合はどれもが面白いし作品ばかりだし......、
    やっぱりシェイクスピアはもういいや!という感じである。

    シーザーがブルータスに言う名セリフ
    「ブルータス、お前もか!」はブルータスの心情表現が上手くなければ成立しないセリフなのだと今作で始めて気がついて次第だ。

    舞台においての藤原竜也は一体どこまで上手くなっていくのだ?と疑問符を投げてしまうほど一段と良くなっている。

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    2014/10/09 17:22

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