期待度♪♪♪♪♪
~~~にゃににゃに伝
南総里美八犬伝にせよ、水滸伝にせよ、~伝と名の付く作品群は、無頼をかこつ者達が主人公になるし、痛快だし、義で集まるし、志が爽やかである。当然のことながら、このような作品が生まれてきた背景にあるのは悪政と庶民の困窮、悲惨である。また、このような作品が演じられ続けてきたことの背景にあるのも、また悪政に違いない。権力というものは、所詮、腐るものなのだろう。聖人でも無い限り、これを腐らせることなく用いることはできないというのが、人の性と言うものなのかも知れぬ。何れにせよ、本作は異聞となっているから、外伝として、原作に無い部分や独自の解釈も為されているハズ。痛快なテイストを保ちつつ、己の思う所を存分に表現して頂きたい。こ~YU~ことをにゃこが言うのもなんだにゃ~~~~~!