満足度★★★
もっと面白くなる筈
特に社会問題や人間の性(さが)とか俗にいう<演劇的なもの>という題材を扱った作品ではありません。
強いて言えば”シチュエーション・コメディ”を目指しているのでしょうか???
男性役者の気持ち悪さは別として、まだまだ磨ける作品ではないのかなと思います。
三人の女性の感情を独白風に織り込んだり、余裕と焦りが瞬時に入れ替わったりとかいう手法を取り入れたら、より明快に笑えると思います。
(人間の不安定さは滑稽の素なのです)
会話劇にしてしまったのが勿体ないですね。
再現コーナー風な展開もこの手法のために弾けないです。
よりスピーディーに、より心理の幅を拡げて書けていればな~と思いました。